ユニクロ総帥・柳井正の名言集~服のカリスマが語る経営哲学~成功を掴むための生き方とは?

ユニクロ総帥・柳井正の名言集~服のカリスマが語る経営哲学~成功を掴むための生き方とは? 未分類

低価格でありながら高品質な衣服を世に送り出し、ユニクロを世界的なアパレルブランドに成長させた柳井正氏。
世界中の人々の生活を変えたその軌跡には、常に向上心を持ち、挑戦し続ける氏の熱い哲学が込められています。

柳井正氏が残した名言の数々から、成功の秘訣、仕事への情熱、そして人生哲学を紐解いていきます。

柳井正名言集~ビジネス・経営

柳井正名言集~ビジネス・経営

経営とは、一番最後から本を読むようなもの。まずは結論ありきで、最終的に何を求めて経営していくかを決め、結論に至る方法を考えられる限り考え、いいと思う順から実行する

お客様はシビアです。商品と自分のお金を交換するわけだから、お金にふさわしい価値があるかないかを瞬時に見ぬきます。ですから、絶対に騙すことはできません。もし、お客様を騙そうとすれば必ず大きなしっぺ返しに遭います

ビジネスの世界では、早く駆け抜けないとそこには死が待っています。

会社経営においては、会社も個人も「成長しなければ死んだも同然だ。」と私は確信しています。

私は、経営者には、2つしか仕事がないと思っています。一番大事なのは教育すること。経営者は全員、教育の担当であり、人事の担当でないとダメ。それが一番大事です。もう1つが利益責任。利益がなければ誰も幸福になれません。今日の生活があるのは、利益を上げてうまくビジネスをしているから。そのお陰で今、存在できているわけですから

モノの「本質」でしか、人は感動しない。「本当にいい部分」しか、人には伝わらない。そういった「本質」は、余計なものを削ぎ落していかない限り、裸にしていかない限り、見えてこない

競争は「安定、安心、安全」の全く反対

ユニクロでいちばん発言力のある人、それは社長ではなく、お客様です

失敗を恐れてはいけない。失敗にこそ成功の芽は潜んでいる

「全然売れない」という経験をしないと、商品は陳列しておけば勝手に売れていくものと錯覚する。

「増収減益」というパターンは、売り上げは伸びるが利益が上がらないどころかダウンしてしまうという、あらゆる面の効率が悪くなっているから起こるのだ。

イノベーションの元は企業活動であり、異質な者同士が集まって全員で成し遂げることがイノベーションです

お客様の期待以上のモノを作ってください。期待通りではダメで期待以上のモノを作る

グローバルな競争で問われるのは、「あなたは何が強いのか?」であり、それに対し「私はここが優れている」とストレートに表現できないとならない。

この産業、業界がいいとか悪いとかよくいいますが、それは関係ない。どこの業種にもいい経営者と悪い経営者がいるから、いい経営者から学べばいい

これから問われるのは、自分の頭で判断して、決めること。周りの空気、隣の人の行動に左右されるなんてことは情けないことだ。

その商品を見た途端、「あっ、これは自分が欲しかった商品だ!」とその場で思ってもらわなければならない。

チームの先頭に立ってビジョンを示し、問題があったら真っ先に飛び込む。経営者がまず変わるべきです。

ちょっとした考え方の違いが、商品の可能性を大きく広げる。

チラシは「お客様へのラブレター」と考えれば分かりやすい。

パラダイムの転換は、企業にとって絶好のチャンスです。

まず儲かるところからやっていかないといけないから、儲からないところにそんな資本投下できない

悪い意味での大企業とは、つまり意思決定が遅く環境に対応できずにもがいている、図体の大きいだけの企業である。

安いわりにモノがいい、といわれるだけではダメ。現在の品質に満足している者は去れ

我々のビジネスを通じて社会を良い方向に持っていく。企業活動を通じてそれを実現することが自由主義だし、民主主義だし、資本主義です

ユニクロは世界一を目指しているし、世界一を目指さないと何をやっているのか分からない

会社というのは、何も努力せず、何の施策も打たず、危機感を持たずに放っておいたらつぶれる、と考えている。

外国人とビジネスする場合、相手がどんな人間か知り、その人を信頼しないと商談は進みません

会社の目的はファンを作ること、顧客を作ることだ。そのためには、常識を変えたり、服(商品)を変えたり、世界を変えていかないと、ファンはできない

去年と今年を変えない限り、会社は潰れると思って欲しい

会社は成長し収益をあげ続けないとダメ。なぜなら働く人にとって、成長しない会社は自己実現の場を与えられないからです

寛容性や他人への共感がないとビジネスの現場は回っていきません。いろいろな人に会って、いろいろな考え方を知る。いろいろな現象を分析する能力がなければ経営はできません

商売をする上で、お客様を常に観察するということは非常に大事なことだ。

起業するのに、特に素質は必要ない。ほとんどの人が起業できる。大事なのは、まず全部自分でやってみること。そこで何回も失敗して、また懲りずに挑戦する。その繰り返しの中で経営者として育っていくんです

ユニクロの商品が売れたとしても、たまたま「低価格だから売れた」というのであれば将来性は全くない。

常に、組織は仕事をするためにあって、組織のための仕事というのはない

業界内の一般的な考え方によれば、服の需要がこれだけあるとしたら、それを業界内の人たちでいかに奪い合うか、その限られた市場を中心にして考えている。

経営とはいろいろな人が集まって、自分の一番の強みを活かすことだと考えています。うちの社員にもよく言っているのですが、いまできるとか、できないということではなく、「自分としてこうありたい」「これがしたい」ということを思い描かなければいけない。人は高い目標があるほど頑張ろうと努力します。ですから、私の役割は目指すべき理想の会社とか、理想の商売を描くことだと考えています

経営者は暴走している最中、自分の姿が見えていない。

現場、現物、現実

子供達は経営者にはしないよ。うちの息子二人は、能力も性格も見識も今の執行役員と同等ぐらいのものは持っている。でも飛び抜けてはよくない。だったら実際の経営をするよりも経営者を任命したり、オーナーとして振る舞う方が普通だと思うし、全社にとってはそっちの方が絶対いいと思う

自分を含めて世の中が良くならないといけない。そのために仕事をするべきだ。特に企業経営をしている人は。月並みだが、それ以外に企業が存続する理由はない

社会のニーズがあるからこそ会社も成長できる。社会からあなたの会社は必要ですよと言われない限りは成長どころか存在すらできません。ですからその国に進出しようと思ったら、その国の社会の一員として社会貢献活動も同時にやる必要があると思っています

商売とは成功したと思った時点で、ダメになります。成功はマンネリ、保守化、形式化、慢心を生むからです。だから企業の存続発展のためには、小さい失敗をどんどんすべきだと思います。致命的な失敗をする前に、ちいさい失敗を何回もして、それを財産にとらえて次に生かすのです。失敗して、転んで、起き上がる。その繰り返しの中で学んでいかなければいけない。最悪なのは失敗を恐れて立ち止まったり、ためらって何もしないことです

商売はスポーツと同じ。一枚一枚積み重ねてやっていく、ということが一番大切

常に自分たちがやっていることが間違っているのではないかと問いかけながら、一切他人に甘えることなく経営していかなくてはならない。

素材選定から商品生産、企画、顧客満足まで自社でワンサイクルで回すことを徹底して、今まで以上に満足してもらい、リピーター増やすことが大事になる。「海外はこういう方法」ということではなく、グローバルワン、世界中で一つのことをやることが大事だ

店は客のためにあり、店員とともに栄え、店主とともに滅びる

日本では、会社という看板を隠れ蓑にして、なかなか個人が表に出てこない。だから重要な経営判断を下す場合でも、責任の所在が曖昧になってしまう

世界で甘い企業で成功している企業は一社もない。とくに労働集約的な産業で甘い企業で成功している企業は一社もないと思う

日本には、なんとなく安定的にやっていれば生き残ることができるんじゃない?と思っている人が多い

日本には人、モノ、カネ、インフラのすべてが揃っています。やる気さえあれば、日本は最高の立地と言える。チャンスはたくさんある

日本の大企業の経営者のほとんどはサラリーマン経営者だから、失敗のリスクを100%背負わない。自分のお金で会社を動かすわけではないし、任期が終われば責任から解放される。だから、よほどせっぱつまらない限り、自分のしたことを否定しない。私は常に否定してこそ商売だと思うんです

不正や不祥事が発生したら、「我々はこれを大きな問題として認識し、こういうふうに解決し、今後発生しないようにこのように予防策を講じる」と宣言する。

不遜な言い方かもしれないが、減収減益決算になってぼくは逆にホッとした。

僕は安定成長なんかないと思っている。5%、10%成長しても、あまり意味が無い。もっとビジネスチャンスがあるなら、もっと成長しないといけない

本当にその産業をやっていこうと思ったら、自分がやっている産業で世界を変える、みたいなことを思わないといけないのではないか

世の中の変化と市場は暴力的です。そこでは自分の都合や自社の都合は一切許されません

柳井正名言集~成長・挑戦・成功

柳井正名言集~成長・挑戦・成功

一直線に成功ということはほとんどありえないと思う。成功の陰には必ず失敗がある

いつも言っているのは、僕のようにしないことだ、ということ。僕のようにしたら絶対に失敗するし、カリスマは必要ない

いままで私は数多くの失敗をしてきました。その中で大きな失敗が、店長を主役にした会社にしようとしてきたことです。これからは、店舗のスタッフ一人一人を主役にします

スピードがない限り、商売をやって成功することはない。だから僕は失敗するのであれば、できるだけ早く失敗するほうがよいと思う

新しいことをやってダメだと思ったら、即座に撤退する。これが、つぶれない秘訣ですね

致命的にならない限り、失敗はしてもいいと思っていました。やってみないと分からない。行動してみる前に考えても無駄です。行動して考えて修正すればいい

目標が具体的かどうか。ちょっとしたことだが、ここが成功する人としない人との決定的な差。

自分の職業に必要な全部のことを勉強しようと思ったら、半端な努力では済まない。でも、マスターしないと、その職業を自分でコントロールすることは不可能なんです。しかし、この過程で得られるものは途方もなく大きい

売上げなどの数字はフロックの要素が非常に強い。数字をつくるのは、個人の力だけではありません

10回新しいことを始めれば9回は失敗する

これまでも私は、いろいろなことで失敗しています。そもそも商売というのは、失敗するのがふつうだと思うんです。新しいことをして成功する確率はほとんどない。10回やっても1回もないぐらいじゃないかな。

いくら儲かっても、自分が思い描くビジネスができなかったら、ぼくは嫌だし満足できない。自分がこうあるべきだと、思っているビジネスができて、しかも儲かる。それが理想だ

これからは、個人の能力が企業を左右する時代だ。今までは社会や組織の時代だった。でも、今後は人、特に知的労働者の時代になる。判断したり計画したり実行したりという、自己完結型の人がカギを握る時代になる

サラリーマンではなく、自分自身で考え行動する自律・自立型の社員を会社内で育成しなければ会社は成長しない。

どれだけ良いアイデアがあっても、実行しなければ成功もしないし、失敗もしない。それは時間のムダでしかないでしょう

ほとんどの人はチャンスをチャンスだと思わずに素通りしてしまう

大事なのは、環境。自分の能力以上を求められる環境でなければ、成長は難しいんです。

まず実行すること。そして実行しながら考えることです。実行してみて、計画と現実が違ったら、その時点でいかに早く対応するかが大事です。

安定している会社では成果は出しにくいでしょう。これでは自己実現に結びついていかない。会社の成長というのは個人の成長のためにも絶対に必要なことなんです

危機、つまりリスクを裏返すとプロフィット、要するに利益に通じる。会社経営では、危機は利益と同義語なのだ。

危機につながるような致命的な失敗は絶対にしてはならないが、実行して失敗するのは、実行もせず、分析ばかりしてグズグズしているより余程良い。失敗の経験は身につく学習効果として財産となる

希望が無ければ回復はないよ。希望が無い人が回復することはない

強みを活かしていくためには、自分の弱みを自覚し、どのようにして強みを伝えていけばよいのかを考えて口に出して表現し、実行することが最も大事だと思います

向こうからチャンスが来ることはない

高いハードルを設けて、そこに到達する方法を考え抜くこと。これが会社や個人の成長につながる。目標を作ってそこを目指さない限り、到達できないし、目標がない限り衰退すると思いますね

最初からできる人は少数派で、「できる」と言われる人の多くは、できる人に自らを変えていったんだと思います。

最初は失敗してもいいのではないかと思っている。最初からうまくいくほど商売は簡単じゃない。失敗しても、そこから勉強することがだいじなんです。失敗の原因を考えて、もう1回トライする。何回もやったら、スポーツといっしょで上達するかもしれない

人間の成長でも同じだと思うが、結果的には経営の安定成長はあるけれど、初めに高い目標を持ってチャレンジする人しか成長できないはず。

成功したと思うこと、それがすなわちマンネリと保守化、形式化、慢心を生む源だ。

成功の復習をしても、環境が絶えず変化していく中では同じような方法では成功しないのだ。

達成感が非常に大切なんです。腰を据えて一つひとつの仕事をやりきる。このやり遂げた積み重ねで、人は成長していきます。ですから必ず、どんな小さなことでもいいですからやりきってください

やってみないと分からない。行動してみる前に考えても無駄です。行動して、考えて修正すればいい。それが人生だし、それが商売だ

柳井正名言集~人事・リーダーシップ

柳井正名言集~人事・リーダーシップ

本当に仕事ができる人は、自分に対する評価が非常に低いのです。それは到達する目標が見えていて、届かない距離が分かるからです。

どんな人を採用したいかと問われれば、将来、経営者になりたい人と答えます

泳げない者は溺れればよい。最初からできる人は少数派で、「できる」と言われる人の多くは、できる人に自らを変えていったんだと思います。ただし、その必然性は人それぞれ違うので、自分で発見するしかない

その位置に就かないと分からないことがたくさんある。だから早く降格、昇格をしていく。特定の立場にならないと出来ない仕事がありますから

必然性のないところには、人は集まらない。こういう人に来てもらいたいと心底思っていたら、それは必ず伝わるものだ

私は、全社員に「自営業者になりなさい」と言っています

私は働く環境がとても大事だと思ってるんです。自分の能力以上を求められる環境でなければ個人の成長は難しいんです

自己責任で自己の能力を開発していく。自分を成長させる意識を持ち続ける。そんな意欲と、そして実行能力を持つ人が、これからの時代をつくっていくのではないかと思っているんです

自分の能力以上を求められる環境でなければ、個人の成長は難しいんです

フラットな組織にも弊害はある。部下の教育の問題だ。プロジェクトチームをはじめても、リーダーは自分の業績ばかりに目が向きがちで、部下を育てようとしない。全員がライバルになってしまう。「部下の育成」を重要な評価項目にする必要がある

ほとんどの人が目標もないのに毎日どっちの方向に行っていいのか分からずに努力している。これは無駄です。自分で決めてもいいし、周囲から教えてもらってもいい。これだという方向を決めて取り組む。継続して取り組むことです

組織はリーダーばかりでは成立しません。僕はリーダーシップとフォロワーシップの2つを持たないと真のリーダ-シップは発揮できないんじゃないかと思います

異業種からの多数の人材を迎えたのも、異質な人材が、安定し保守化した組織を壊すことを期待したから。外から来た人が多すぎると思ったこともありましたが、要するにチームのバランスですね。現場でたたき上げた僕らのような人間も必要ですし、客観的に現場を見て判断を下す人材も必要です。外から来た人に、大きな仕事を任せるのは大胆だと思われるかもしれませんが、うちの活力の源はここにあると考えています

一人ひとりが輝くようにしようと思ったら、少数精鋭以外にはできません

会社組織の中ではほとんどの人がリーダーであると同時にフォロワーです。優れたフォロワーシップのある人でないと人はついていかない

管理職の皆さんに言いたいのは、ひとつの分野のことだけではなく「全部」知ることです。たとえば生産の仕事をしている人も、経理の仕事を知る。経理の仕事をしていたら情報システムの仕事も知ろうとする。あるいは誰がどこでどんな仕事をしているのか、世界中の会社全体の動きを知る。そのためにはインターネットを使い、あるいは現地に飛んで一緒に仕事をすることも大事です。互いに仕事をより深く知ることによって信頼感と連帯感が生まれてくると思います

現実を知らない限り、リーダーシップは発揮できない

若い人に伝えておきたいのは、できるだけ早く、「一生かかって何をしたいのか」という目標を明確にして仕事をすべきだということです

人の言うことを聞いて、疑いもなく作業する人はいらない。何が一番最適なのか、自分がやるべき仕事が全体から見てどうなのかを考えてもらう

人は高い目標があるほど頑張ろうと努力する。低い目標では努力しない

組織を固定化したり、壁を作ったりするのが大企業病の典型。そうなると、上の人が現場に降りていかないため、意思疎通が図れないという問題も出てきます。あくまでも現場は宝なんです。だからわが社の場合、極端な話、店長の方が社長よりも偉くないといけない。店長を最終目標に位置づけ、店長という職に誇りを持ってもらいたいんです

地元に根付いて社会貢献する人が、世界水準の仕事をして、主役になれるストーリーを作っていく。転勤を重ねて出世するストーリーは、今後一切いりません

店長・上司には本当に優れた人事の担当者のようになってもらいたい。部下は自分の後継者。自分を超える人。部下の人生を預かってもらいたい。預かっていない人が非常に多い。それでは上司とは言えません。部下が幸せになるように努力してもらいたい。あなたの幸せのためじゃないですよ

店長は、自分の時間の9割を、販売員と話すこと、聞くことに割いてもらいたい。経営者とはそういう役割です。意思疎通が完全に取れて、「自分のチームだ」と思えるようになるまで、コミュニケーションを取ってもらいたい

頭のいいと言われる人間に限って、計画や勉強ばかり熱心で、結局何も実行しない

頭のいい人は自分の考えがすべてだと思いがちです。なかなか他人の意見を受け入れようとしません。けれど実際に仕事をするには他人の意見に対する理解力が必要なんです。自分の視点だけで世の中を眺めるのでなく、上の人の視線になって想像する場面もあれば、下の人の視線で考えることもある

入社した人は全員が現場に入り、そこで働く人、我々の製品を使う人がどういう意味を感じて使っているのか、市場がどういうふうになっているかを肌で感じることが大事です

部下は部品でない。得てして、部下を部品だと勘違いしています。「換えればいいんじゃないか」、と。そういうことはないですから。主役は部下です。部下が変わる前に、あなたに変わってもらいたい

部下を成長させるようにしてください。そのためには、一つずつ、仕事を具体的に評価して、方向性を示し、「よくやったね。これはこういう方向のほうがいいんじゃないですか」と言わなくてはいけません

僕はよく、こんなことを社員に言っています。「おまえたちは自分の能力を全然発揮していない。人間は普段、自分の能力の3%しか使っていなくて、残る97%の能力は眠っている。眠っている能力を覚ませ」と。

僕は一人ずつの人を説得したら変えられると思ったんですよ。でも人はやっぱり自分の過去とか自分の経験とか自分の能力とかいったことで変えられない人もいる。でも変えられない人を否定してもしょうがないなということなんです。だから変えられなくてもこつこつ頑張っている人は、それはそれとしてやっぱりいい人生だったなと言ってもらえるようにしたい

会社のオーナーは一人の後継者をつくるだけではいけない。社内に経営者のチームを育てなければならない。組織や仕組みで会社が成長を続けていけるようにする。一人の優秀な経営者を待ち望むよりも、組織自体を確実にする方が正しいように思います

柳井正名言集~人生・生き方

柳井正名言集~人生・生き方

いい加減じゃないと夢がない。夢を持っている人は、だいたいいい加減だ

とことんまでやること。自分の職業に関して第一人者になるためには、少なくとも知るべきことは全部知っておかなければなりません。もちろん、勉強が必要です

向き不向きは、関係ない。まずは、方向を決めよ。

好き嫌いっていうのは、信用していないです。やっていたら、好きになるんじゃないですか。

「わかる」ということは身にしみることです。自分で体験して、これが原理原則なんだなと実感しない限り、その後の行動指針にはなりません。本で読んだり、他人に聞いても、本当の意味はわかるものじゃない。僕は「知った」ではなく「わかって」よかったと思っています

「燃える闘魂」を持っていれば人生はがらりと変わる。希望を持つことで人生の回転が変わり、いい方向に進んでいく

すぐれた人が書いた本には、仕事の本質、社会の本質、そして人間の本質が描かれている

自分が自分に対しての最大の批判者です。

ぼくには安定成長志向が満足できない。

経営書を読むとき、漠然と活字を追っているわけではなく、読みながらこの会社を自分が経営していたらどうする、と登場する経営者を自らに置き換えて考える。著者が書いたことと自分の想像を突き合わせながらページをめくっています。そうしないと本を読んだという気がしない

向き不向きではなく、これだと思う仕事を一生継続することが何より大事だ

儲けた後の行動は他人がちゃんと見ています。大金を手に入れた若いベンチャー経営者の中には金銭感覚がズレた人がいます。30代くらいでプライベートジェットを買ったり、高級車を何台も車庫に置いたり。仕事をほったらかしにして、ゴルフしたり、世界旅行したり。世間や取引先がそんな経営者を信用しますか?社員だってやる気がなくなるでしょう。銀行なんて実にシビアだから、生活が派手になった経営者には冷たくなる

仕事というものは、自分の専門分野のことだけ考えれば良いのではなく、部門を超えてどんな影響を与え合うか考え調整しながらやるべきものである。

仕事はやればやるほどいろんな発見があり、仕事の目的である「顧客のため」にやるべきことが山ほど出てくるものなのだ。

自分で夢を持ってそれを達成することで、自分の立ち位置を変えていかないといけない

自分には必ずいいところがあると信じて、どんな境遇でもやっていくことが大切です。

自分のアイデンティティを、理解してもらうためには、まず相手のアイデンティティを理解し、その上で「共感」を、生み出していかなければならない

自分のやっていることが、間違っているのではないかと、いつも考えるべきです。経営、店舗、商品、人事などについて、日頃から根本的に否定していくことです。ずっと自己肯定が続くと、時代とズレていき、ある日、気づいたら手遅れだった、ということになりかねない。昨年売れた商品が、今年も売れるという保証はない。もちろん、経営の本質的な部分は通用しますが、表面的な方法は変えなければなりません

失敗しても会社が潰れなければいい。失敗するんだったら早く失敗しないといけない。なぜなら、ビジネスは、理論通り計画通りに絶対にいかないから。だったら、早く失敗して、早く考えて、早く修正する。それが成功する秘訣だ

失敗に学ぶことと、リカバリーのスピード。これが何より大切である

人は高い目標があるほど頑張ろうと努力します。ですから、私の役割は目指すべき理想の会社とか、理想の商売を描くことだと考えています。

人間は、希望がないと生きられない。希望というのは、自分で作らないといけない。向こうから希望が来るということは、まずありえない。

人間は与えられたモノ、与えられた運命でしか自分の人生にはならない

人生=夢なんですよ。挑戦しない限りエキサイティングじゃない

人生でいちばん悔いが残るのは、挑戦しなかったことです。新しい可能性に挑んで、失敗したことではありません。

責任が自分以外の人間にあるとか、他の要因にあると思った瞬間、僕は、自分に負けるような気になるんです

先に課題ありき。そのために何が必要か、それが発見できたら動く。そうやって成長し続けていかなくてはならない。課題も大きくしていかなくてはならない

第一級の仕事以外はしたくない。二流以下の仕事をするくらいなら、家で寝ていたほうがいい

日本人が海外で働く場合もローカル化してもらう。たとえばニューヨークに行く人には「ニューヨーカーになれ」とよく言うんです。外国人の経営者と対等に話ができて、その人達を使わないといけないので、日本人とつるんでいるようではどうしようもない

日本人のダメなところは前もって準備しようとするところですね。はじめは失敗するかもしれないけれども、試行錯誤してこそ現場感覚や異文化を身につけられるのです

変革しろ、さもなくば死だ

勉強したいと思う源泉は、新しいもの、珍しいもの、自分とは違うものに対する好奇心です

僕が一番大事にしているのは「真・善・美」です。商売の利害といったものよりも人間の良識を大事にしたい。今あなたがやっていることは社会のお役に立っていますかと考えることが大事です

僕はどちらかと言えば、内向的で人づき合いが下手です。つまり商売には向いていない。しかも商売を始めたのは炭鉱町の駅前商店街です。今でも本社の最寄り駅は無人駅。キツネとタヌキが出るようなところです。そんな僕の境遇と比べると今の人は恵まれています。インターネットを使えば誰もがあらゆる情報にアクセスできるオープンな世界が広がっている。それなのに、すべてが海外に流れ出て日本が終わるかのように嘆く人がいる。恵まれすぎて、今以上の生活を望まなくなったことが一番の問題でしょう。要するに、みんなが「坊ちゃん」「嬢ちゃん」になってしまった

本来、仕事というのは自分で作り出していくべきものである。

僕は仕事が一番楽しい。どんなことよりも面白い。ゴルフをやるより、仕事の方がはるかに充実します

僕は子供の頃、親と一緒の部屋で寝ていました。するとおふくろとおやじが夜、年末の資金繰りを話し合うんです。うちは大丈夫かと思うことが何度もありました。これが僕の原体験です。今は皆さんサラリーマンで、毎月毎月、同じ額の給料が入ってくる。これは現実のビジネスとは違います。会社はいつ潰れるか分からないし、店だっていつ閉店するか分からない。そういう現実感が希薄になっている
本気で仕事に取り組めば、分からないことや課題が見えるはずです。課題さえ分かれば、そのほとんどは解決できるものですから、人は何倍でも成長できる。まずは課題意識を持つことです

欲望は、ある意味で非常に悪い面もありますが、人間が生きるため必要なものでもある。生存欲に火がついてないんです

柳井正の人生

柳井正の人生

柳井正氏といえば、言わずと知れたユニクロの創業者であり、世界屈指のカリスマ経営者です。
低価格でありながら高品質な衣服を世に送り出し、世界中の人々の生活を変えたその軌跡は、まさに現代のシンデレラストーリーと言えるでしょう。

苦難のスタートから世界へ

柳井正が初めてビジネスの世界に足を踏み入れたのは、父親の仕事を手伝う形でした。
しかし、彼には既存のビジネスモデルに満足することなく、常に新しい価値を生み出すことへの強い意志がありました。
この情熱が、後に世界最大級のアパレル企業へとユニクロを成長させる原動力となります。

しかし、柳井氏の人生は決して順風満帆ではありませんでした。
幼少期に父親を亡くし、家計は苦しく、大学受験にも失敗。
その後、地方のスーパーマーケットで働き始めますが、そこで芽生えたのが「自分の力で何かを成し遂げたい」という強い意志でした。

27歳で父親の会社を継いだ柳井氏は、大胆な改革を断行します。
しかし、成功への道のりは決して平坦ではありませんでした。
何度も倒産の危機に直面し、苦難の連続でしたが、柳井氏は諦めませんでした。
常に新しいことに挑戦し続け、失敗を糧にして成長し続けました。

そして1984年、広島に「ユニクロ」の1号店をオープン。
高品質な服を低価格で販売するという斬新なコンセプトは、瞬く間に人々の支持を集めました。

そして、その努力が実を結び、ユニクロは世界的なアパレル企業へと成長を遂げます。
現在では世界中に2,400店舗以上を展開し、年間売上高は2兆円を超えています。

革新への挑戦

柳井正がユニクロで採用したビジネスモデルは、当時としては画期的なものでした。
高品質でありながら手頃な価格の商品を提供することで、消費者に新たな選択肢をもたらしました。
また、彼は情報技術を駆使し、生産から販売までを効率化するシステムを構築。
これにより、ファッション業界における新たな標準を打ち立てました。

「顧客第一主義」と「徹底したコスト削減」

柳井氏の経営哲学の根底にあるのは、「顧客第一主義」と「徹底したコスト削減」です。
常に顧客のニーズを第一に考え、無駄を徹底的に排除することで、高品質な商品を低価格で提供することを可能にしました。

また、柳井氏は「情熱」と「行動力」の重要性を常に説いています。
どんな困難に直面しても、決して諦めずに行動し続けることが、成功への近道であると信じています。

柳井正氏の人生は、まさに「挑戦」と「成功」の物語です。服を超えた革命家として、世界中の人々に勇気を与え続けています。

言葉に込められた哲学

「一度きりの人生、後悔のないように生きたい」という柳井正の言葉は、彼の行動原理を端的に表しています。
彼はリスクを恐れず、常に前進することで、未知の可能性に挑戦し続けてきました。
その結果、単なる成功を超え、多くの人々に影響を与える存在となりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました